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モバイルコンテンツが好調の株式会社ジャックインザボックスをインタビュー

2008年08月25日-はてなブックマーク

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株式会社ジャックインザボックスをインタビューしました。



●代表取締役:笹井様へのインタビュー 

ジャックインザボックスは、大まかにいうとどんな仕事をしている会社なのですか?
一言でいうと、「コンテンツダウンロード配信にまつわる総合サービス」ですね。
まず、自社でNTTドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア対応の携帯公式サイトやPCサイト「ギュッと!」等、様々なゲームやアニメのダウンロードサイトをPC~モバイルで幅広く運営しています。


ゲームやアニメのコンテンツを中心に扱っています。

さらに、提携いただいているコンテンツメーカーの作品を、他社のダウンロードサイトへ供給するビジネスも行っております。その際、DRM(デジタル著作権管理)を施した上で安全に配信代行をしていることが特徴です。
また、ダウンロード販売システムやネット決済のシステム提供も行っています。
 
業界におけるジャックインザボックスの強みは何ですか?
コンテンツ販売の窓口だけでなく、ダウンロード配信システムやDRMなどビジネスのインフラから関わっているという部分ですね。
コンテンツダウンロードビジネスに関して、総合的にソリューションを提供できる。業界でも独自の地位と強みを築いているという自負はあります。


社員同士が意見を言い合えるフラットな雰囲気。
 
御社のサイトでは、ゲームやアニメを中心に扱われていますが、今後もこの分野を中心に展開されるのですか?
市場のニーズも非常に高いので、しばらくはゲームやアニメを中心に据えていくと思います。
ただ、取扱コンテンツを広げたり、ソシューションの販路を広げたりすることには貪欲に取り組んでいきたいと考えております。
 
運営されているサイトの規模でいうと1日何PV等、大まかにどのぐらいのアクセスなのか教えてください。
サイトによって差はありますが、大きめのものだと1日20~30万PV以上はあります。
ダウンロードの数も1日1000件近くあるサービスもありますね。
 
笹井様の簡単なご経歴と、ジャックインザボックスを立ち上げた経緯を教えていただけますか?
私は学生時代から起業や経営に興味があり、起業も経験しました。学生時代の起業が失敗に終わり社会に出てからは、モバイルやIT系の、上場前後のベンチャーを3社経験しました。
その中で、様々な立場からビジネス経験を積んだことで、「そろそろ独立するタイミング」だと思ったことが2度目の起業のきっかけでした。
 
創業メンバーは4名だそうですが、どのような経緯で集められたのですか?
私はビジネスモデルを作ったり、事業を考えるのが好きでしたし、得意だったのですが、他にシステムや営業、会計のスペシャリストと意気投合してジャックインザボックスを立ち上げました。
得意分野もそうですが、今思えばキャラクターも全く全員被ってなかったですね(笑)。


それぞれの得意分野や個性を生かし、ここまで会社を育ててきました。

現在の事業ドメインである「コンテンツダウンロードの総合サービス」に参入したきっかけは何でしたか?
以前の会社では、ゲームソフトのEC関連の事業リーダーを務めた時期が長かったのですが、昨今パッケージコンテンツの市場の落ち込みはゲームだけでなく、アニメ、音楽、出版など各分野で顕著になってきつつありました。コンテンツメーカーにとって、製造費用や発送コスト、在庫保管などがあるパッケージソフトビジネスは負担になっていたのです。
 
その時、PCや携帯にてブロードバンド通信環境インフラが整ってきつつあり、市場が大きくなっていくという予測がありました。現在ではダウンロード市場向けにオリジナルでコンテンツを作るメーカーも増え、市場の成長を実感しています。
 
会社の雰囲気はどんな感じですか?
会社全体の雰囲気としては、平均年齢が29歳の若い組織なので社員と経営陣の距離も近く、
フラットな雰囲気はあると思います。
また、部署によっても空気は多少違いますね。例えば営業やディレクターの部署は、お客様とのやり取りも多いので、仕事中も周りとかなり頻繁に会話をしつつ仕事を進めますが、開発の部署は時間帯によっては作業に集中する姿も多く見られます。
ただ、休憩や就業後には皆で集まって通信対戦の人気ゲームをプレイするなど、わきあいあいとした空気はありますよ。
 
色んなキャラクターの社員様がいらっしゃるというイメージを受けたのですが。
そうですね。キャラクター、というか社員各自が、それぞれの個性や強みを生かした役割を担っている、いわば「適材適所」な雰囲気がありますね。
やはり自分の得意分野や好きな分野を仕事でも生かしてもらいたいという思いはあるので、
やりたい仕事を思う存分やれる環境があると思います。
 

チームの各々が自分の持ち味を出している感じです。
 
会社として、どのような方にきてほしいですか?
会社のコンセプトが、ジャックインザボックスという名前のとおり「びっくり箱」なんです。
会社としても安定し、次のフェーズに投資できる環境も整ってきたので、
もっと社員からどんどんアイディアがでてきて、それを社員が自ら引っ張ってくれるような
ダイナミックさを出していきたい。
なので、理想としては自分の意見を持って仕事に取り組んでもらいたいし、会社やシステムに対する要望も、積極的に還元してくれるような方は嬉しいですね。
高いスキルや豊富な経験をお持ちの方であれば、「システムのご意見番」になっていただく位のことも考えています。
 
 
●システム開発担当:三浦様へのインタビュー

ジャックインザボックスでエンジニアとして働くことの面白さはどこにありますか?
自社サービスを運営し、実際にエンドユーザーの声をダイレクトに聞けるというのは大きなモチベーションですね。
「サイトにある機能を追加したら、コンテンツのダウンロード数が増えた!」などのダイナミックなユーザーの動きが見えると、やりがいを感じます。
また、ゲームやアニメが好きな方は、自分の好きなコンテンツに関われるというのもモチベーションになるのではないかと思います。実際に弊社にはそういう社員も多いですね。


ユーザーの声をダイレクトに聞けるのが大きなモチベーション。
 
システムの開発面での面白みはありますか?
自社での大規模なBtoCサービスの構築・運用、というのはとても貴重な経験かと思います。
スキルやご経験、やる気次第では色んな知識・業務経験を積んでいただけますし、自社開発でユーザーに届ける形なので、サービスの改良のスピードも速いです。
また、PCモバイル両方で展開しているので、両方の開発工程に関われるのもすごく面白いですね。
 
 開発環境はどのように構築されていますか?
OSはRedhat Linux、Fedoraですね。
RedHat系のフリーのディストリビューションにも興味はあります。
DBはPostgreSQLメインですが、一部mysqlも使っています。
開発言語に関しては、一部perlもありますが主にはPHPがメインになります。

ゲームコンテンツを扱っていらっしゃるとのことですが、例えばゲーム部分のバックエンドをPHPで作成したりといったことはありますか?
ゲームのバックエンドにはJAVAやC、Perlが使われていますね。
ただし、PHPのエンジニアの方は、基本的にはサイトの運営に関わる部分に携わっていただくことになります。
 
現在エンジニアの方は何名いらっしゃるのですか?
Webエンジニアは、現状3名でやっていますが、
他にも、携帯ゲームのプログラマが数名います
ゲームやアニメ好きの社員が多く、よくそのあたりの話題で盛り上がっていますよ。

自社サイトのユーザー数はかなり多いと思うのですが、サーバーは何台くらいお使いですか?
現状、サーバー、ストレージ合わせて20台程度で運用しています。合計すると30TB程度のストレージを持っています。

ネットワークはさまざまな回線を用途に応じて運用しており、現状Webエンジニアが兼任しています。



 
応募者の方に望むスキルや経験はありますか?
Webアプリケーションの開発経験がある方が望ましいですね。
また、こちらは経験があれば、なのですがネットワーク、サーバ周りの運用経験をお持ちですと、仕事の幅が広がると思います。
 
ご入社いただいて、はじめは、会社や開発環境に慣れる意味も込めて、サーバーの設置から既存システムの修正などの基本業務から入ってもらうことになります。
但し、会社としての理想は社員それぞれが裁量権を持ち、どんどん意見が出てくるような風土を作っていくことなので、高いスキルや経験をお持ちであればそれに応じて新しい仕事もどんどんお任せしたいと思っています。
そのあたりは、一度お気軽に相談いただければと思います。
 
 
応募者の方にメッセージをお願いします。
世の中のニーズが高い、ゲームやアニメのコンテンツを通じてユーザーの反応をダイレクトに感じられる。
この経験は、正直一度やったらやみつきになりますよ。
自分の仕事が世の中に与える影響を感じ、やりがいをもって仕事をしていただけると思います。
また、コンテンツダウンロードビジネスの領域で独自の地位を築いているジャックインザボックスでは、ビジネスの面からもいろいろ面白い動きを間近に見ていただける貴重な機会があると思います。
 
とにかく面白い職場・仕事だと言う自信はあるので、一度覗きにきてくださいね。


お待ちしております!

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By.KJ : 2008年08月25日 20:00 livedoor Readerで購読 Twitterに投稿

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