Flashプレイヤーの検出とHTML埋め込みを簡単に行えるJavaScriptライブラリ「SWFObject」
2006年10月23日-
SWFObject is a small Javascript file used for embedding Macromedia Flash content. The script can detect the Flash plug-in in all major web browsers (on Mac and PC) and is designed to make embedding Flash movies as easy as possible.
Flashプレイヤーの検出とHTML埋め込みを簡単に行えるJavaScriptライブラリ「SWFObject」。
Flashプレイヤーがインストールされているか?いないか、Flashプレイヤーのバージョン6以上が入っているか?などのチェックを簡単に行えます。
使い方は次のように非常に簡単です。
<script type="text/javascript" src="swfobject.js"></script> <!-- スクリプトの読み込み -->
<div id="flashcontent"> <!-- Flashタグ挿入用DIV要素の定義 -->
This text is replaced by the Flash movie.
</div>
<script type="text/javascript"> <!-- SWFObjectの初期化とHTML埋め込み -->
var so = new SWFObject("movie.swf", "mymovie", "200", "100", "7", "#336699");
so.write("flashcontent");
</script>
(1)スクリプトを読み込んで、(2)DIV要素を定義し、(3)SWFObjectを初期化し、writeメソッドを実行
SWFObject のコンストラクタにわたす引数の値は次のようになっています。
new SWFObject( Flashムービーのパス, EMBEDタグのID属性の値, 幅, 高さ, バージョン, 背景色);
ここで、バージョンを 8 とした場合、バージョン8以上のプレイヤーが入っている場合のみ再生させることが可能です。
バージョン7のプレイヤーで閲覧した場合は再生されません。
so.write メソッドの引数には、埋め込みたいDIV要素のIDを渡します。これにより、<div id="flashcontent"></div> のinnerHTMLにFlashの表示タグが埋め込まれます。
次のようにしてFlashムービーの品質なんかをタグによって指定することも可能です。
<script type="text/javascript">
var so = new SWFObject("movie.swf", "mymovie", "200", "100%", "7", "#336699");
so.addParam("quality", "low");
so.addParam("wmode", "transparent");
so.addParam("salign", "t");
so.write("flashcontent");
</script>
次のようにして、プレイヤーのバージョン番号を1行で取得することも可能。
var version = deconcept.SWFObjectUtil.getPlayerVersion();
といった感じで、一連のFlashバージョンを検出してバージョンが一致していたら表示ということが物凄く簡単に出来てしまいます。
これはWEBデベロッパーにとっては覚えておいて損はない必須のライブラリのように思えます。
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