Particletree PHP Quick Profiler

PHPで書かれた多機能かつクールなUIで使いやすいプロファイラ「PHP Quick Profiler」。
クールなUIで、メッセージロギング、処理にかかった時間、クエリの分析、メモリ利用率、読み込んだファイルについて表示することが出来るようになっています。

便利なだけではなく使っているだけで、「おぉ、それなに？」という風になって自慢できそうなツールです。
実際にサンプルを動かして試してみました。機能をダイジェストでご紹介。

(1) Firebugみたいなコンソール機能
Console::log みたいにするとログが表示される機能


次のようにConsoleクラスのスタティックメソッドを呼び出せば、画面に色々と情報が表示されます。

Console::log('Begin logging data');
Console::logMemory($this, 'PQP Example Class : Line '.__LINE__);
Console::logSpeed('Time taken to get to line '.__LINE__);
Console::log(array('Name' => 'Ryan', 'Last' => 'Campbell'));

LOGは緑、SPEEDは青、MEMORYは黄色といった感じで色分けされていて分かりやすい

(2) 処理時間の表示
プログラムの特定の部分において、「Console::logSpeed('Time taken to get to line '.__LINE__);」みたいに呼び出すと、現在かかっている時間がログに残ります。


処理の途中で呼び出せば、そこまでにどれだけかかっているかというのが簡単に分かってしまいます。

総実行時間や、max execution time まで表示されて芸が細かい。


(3) SQLのクエリロギング＆スピード計測
SQLのクエリのログと、スピードの計測が可能。実行したクエリ数と、実行時間について知ることが可能。


(4) メモリ利用率の表示
使った総メモリ数や、ここまでの行でこれだけ使ったみたいなことを表示することができるみたい。残りメモリ容量なんかも表示されます。


(5) 読み込んだファイルの表示
プログラム実行にあたって、読み込んだファイル、ファイル数、総容量、各容量について表示できます。


PHP上で動くFirebug、といってもよさそうですね。

何かのPHP拡張とセットで使うわけでなく、PHPコードのみで動くっぽいので、導入も容易そうです。
フレームワークなんかに組み込んでみても面白いかもしれません。

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